DIY・法律ガイド

コンセント増設を自分でやるのは違法?
DIYの危険性と正しい依頼方法を解説

📅 2026年3月17日 🏢 小林電気株式会社(創業65年) 📍 大阪市旭区|近畿全域対応
⚠️ 結論から言います

コンセントの新設・移設・増設は「電気工事士法」により、無資格者が行うことは違法です。違反した場合、3万円以下の罰金または懲役1年以下の刑事罰が科される可能性があります。また無資格工事は火災・感電事故の主要な原因の一つです。

「コンセントが足りないから自分で増設しようかな」「YouTubeで見たら簡単そうだった」「業者に頼むと高いから自分でやりたい」——こういった相談を受けることがあります。

気持ちはわかります。しかしコンセントの増設は法律で資格が必要と定められた工事です。「知らなかった」では済まないのが電気工事の世界です。

本記事では、なぜコンセント増設をDIYでやってはいけないのか、自分でできることとできないことの正確な線引き、そして業者に頼んだ場合の費用相場を解説します。

📌 この記事でわかること
  • コンセント増設が「資格必要」な法的根拠
  • DIYで増設した場合の3つの危険
  • 自分でできること・できないことの正確な線引き
  • コンセントが足りないときの正しい解決策
  • 大阪でのコンセント増設の費用相場

1. コンセント増設が「資格必要」な法的根拠

日本では「電気工事士法」により、一般家庭・事業所の電気設備工事は第二種電気工事士以上の資格を持つ者しか行えないと定められています。

📜 電気工事士法(概要)

第三条:「第一種電気工事士免状または第二種電気工事士免状の交付を受けた者でなければ、一般用電気工作物(一般家庭・小規模事業所の電気設備)に係る電気工事の作業に従事してはならない」

罰則(第三十六条):違反した場合、3万円以下の罰金または懲役1年以下の刑事罰が科される

資格が必要な「電気工事」に含まれる作業

  • コンセントの新設・増設・移設
  • スイッチの新設・交換
  • 分電盤の交換・ブレーカーの増設
  • 照明器具の配線工事(引掛シーリング以外)
  • 壁内・天井裏への電線の敷設

2. DIYで増設した場合の3つの危険

法律違反というだけでなく、無資格工事には生命・財産に関わる深刻な危険があります。

1
火災リスク

電線の接続不良・容量オーバー・絶縁処理の不備は、壁の中で発火する「壁内火災」の原因となります。壁内火災は発見が遅れて大規模火災につながります。

総務省消防庁の調査では、住宅火災の原因のうち「電気関係」が約30%を占めています。その多くが配線の不具合・電気製品の過負荷によるものです。

2
感電リスク

家庭用電源(100V・200V)は「たいした電圧ではない」と思われがちですが、条件次第では致死量の電流が流れます。工事中の感電事故は年間数十件発生しており、死亡事故も報告されています。

3
保険・法的リスク

無資格工事によって火災が発生した場合、火災保険・住宅保険が適用されない可能性があります。また賃貸物件の場合は損害賠償請求を受けるリスクもあります。

保険会社は火災原因を調査します。無資格工事が判明した場合「違法工事による損害」として保険適用外と判断される可能性があります。


3. 自分でできること・できないことの線引き

「すべてが禁止」ではありません。資格がなくてもできる作業と、資格が必要な作業を正確に把握してください。

作業内容 資格の要否 備考
電球・蛍光管の交換 不要 誰でもできる
引掛シーリング対応の照明器具の取付け 不要 既設シーリングがある場合のみ
延長コード・タップの使用 不要 ただし容量オーバーに注意
市販の電球型LED・差し替えタイプへの交換 不要 工事不要タイプのみ
コンセントの新設・増設・移設 要資格 無資格は違法・火災リスク
スイッチの交換・取付け 要資格 壁内の配線に触れる作業
分電盤・ブレーカーの交換 要資格 最も危険な部位
壁・天井内への電線の配線 要資格 すべての壁内配線作業

4. コンセントが足りないときの正しい解決策

「コンセントが足りない」という問題を安全に解決する方法を状況別に整理します。

今すぐ・一時的に解決したい場合

  • 電源タップ(コンセントタップ)を使う
    6口・8口の電源タップで一時的に対応できます。ただし使いすぎ(タコ足配線)はブレーカーが落ちる・発熱の原因になるため注意。
  • 延長コードを使う
    離れた場所のコンセントから延長コードで引っ張ることができます。ただし壁や床を這わせると断線・転倒のリスクがあります。

根本的に解決したい場合(推奨)

✅ 電気工事士に依頼してコンセントを増設する
  • 必要な場所に必要な数のコンセントを設置できる
  • タコ足配線・延長コードが不要になる
  • エアコン・IH専用の200Vコンセントにも対応
  • 工事費用は1箇所15,000〜30,000円が相場(後述)

タコ足配線は「節約」ではなく「危険」です:電源タップを何十個も使って乗り切っている方がいますが、過電流による発熱・発火・ブレーカートリップが頻発します。長期的には工事をした方が安全・快適・結果的に安上がりです。


5. 大阪でのコンセント増設費用の相場

「業者に頼むと高い」というイメージがありますが、実際はそれほど高くありません。

工事内容 費用の目安 工事時間
コンセント増設(1箇所・近距離) 15,000〜25,000円 1〜2時間
コンセント増設(1箇所・壁内配線・長距離) 25,000〜50,000円 2〜4時間
エアコン専用コンセント(200V)増設 25,000〜50,000円 2〜3時間
複数箇所まとめて(3〜5箇所) 40,000〜100,000円 半日〜1日
💡 複数箇所まとめると割安になります

「リビングに3箇所・書斎に2箇所」のようにまとめて依頼すると、出張費・作業費が1回で済むため1箇所あたりの費用が下がります。増設を考えているなら、まとめて相談することをおすすめします。


6. よくある質問(FAQ)

Q 「電気工事士の資格を持っている友人に頼む」は問題ありませんか?
A 資格を持つ方が行う工事自体は問題ありません。ただし「電気工事業の登録」を行っていない個人が請負工事を行うことは別途規制があります。また工事後のトラブル(漏電・火災等)時の責任の所在が不明確になります。正規の業者への依頼をおすすめします。
Q 賃貸でコンセントを増設することはできますか?
A オーナー・管理会社の許可が必要です。許可を得た上で電気工事士に依頼すれば工事可能です。退去時の原状回復についても事前に確認しておいてください。
Q 既に自分でコンセントを増設してしまいました。どうすればいいですか?
A できるだけ早く専門業者に点検・是正工事を依頼することをおすすめします。配線の接続状態・絶縁状態を確認し、不備があれば修正することで火災リスクを大幅に低減できます。
Q 大阪市内で対応してもらえますか?
A はい。大阪市全24区はもちろん、近畿全域(兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山)に対応しています。現地調査・見積もりは無料です。

関連する電気工事の情報

会社名
小林電気株式会社
創業
1960年(65年の実績)
許可番号
大阪府知事許可 第002185号
対応エリア
近畿全域(2府4県)
受付時間
平日 10:00〜18:00
📞 見積もり無料・相談無料

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