安全・メンテナンス

ブレーカーが落ちる原因と対処法
種類別の確認手順と根本解決策【大阪・小林電気】

📅 2026年3月更新 🏢 小林電気株式会社(創業65年) 📍 大阪市旭区|近畿全域対応
⚠️ 漏電ブレーカーが落ちた場合は要注意

漏電ブレーカーが落ちた場合は漏電の可能性があります。そのまま使い続けると感電・火災のリスクがあります。この記事の「漏電ブレーカーが落ちた場合の対処法」を確認し、原因が特定できない場合は電気工事士に点検を依頼してください。

「ブレーカーがまたトリップした」「エアコンをつけるたびに落ちる」「最近やたらブレーカーが落ちる気がする」——そんな経験はありませんか?

ブレーカーが落ちる原因は大きく3種類あり、それぞれ対処法が異なります。この記事では、ブレーカーの種類別の原因と正しい対処法・根本的な解決策を、創業65年の電気工事会社がわかりやすく解説します。


1. 分電盤の3種類のブレーカーを理解する

家庭の分電盤には3種類のブレーカーがあります。どれが落ちたかによって原因と対処法が変わります。

① アンペアブレーカー
(メインブレーカー・電力会社管理)

分電盤の一番左にある大きなブレーカー。契約アンペア数を超えると落ちる。電力会社が管理しているため、勝手に交換できない。

落ちたら → 電力会社に連絡 or アンペア数を増やす契約変更
② 安全ブレーカー(子ブレーカー)
(回路ごとの小さなブレーカー)

各部屋・各回路ごとについている小さなブレーカー。その回路で使いすぎると落ちる。「リビング」「キッチン」などのラベルが貼ってあることが多い。

落ちたら → 使用中の電気製品を減らしてから上げる
③ 漏電ブレーカー
(漏電・感電を防ぐ安全装置)

漏電を検知すると自動的に電気を遮断する。テストボタン付きで定期的な動作確認が推奨される。これが落ちた場合は特に注意が必要。

落ちたら → 漏電の可能性。この記事のセクション4を確認

2. アンペアブレーカーが落ちた場合の原因と対処

原因:契約アンペアを超えた

家全体で同時に使用している電気の合計が、契約アンペア数を超えると落ちます。

主な家電の消費電力の目安
家電 消費電力 アンペア換算(目安)
エアコン(暖房時)800〜1,500W8〜15A
電子レンジ500〜1,400W5〜14A
ドライヤー1,000〜1,200W10〜12A
IHクッキングヒーター1,400〜3,000W14〜30A
電気ストーブ・ヒーター800〜1,200W8〜12A

対処法

1
使用中の電気製品のスイッチをすべてOFFにする
2
アンペアブレーカーを上げる
3
電気製品を少しずつONにして使い方を工夫する。繰り返す場合は契約アンペアの増量を検討する

💡 契約アンペアの目安:一人暮らし30〜40A、夫婦2人40〜50A、3〜4人家族50〜60A。エアコンを複数台使う場合や、IHクッキングヒーターを使う場合は60A以上が推奨です。


3. 安全ブレーカー(子ブレーカー)が落ちた場合

特定の部屋や回路だけブレーカーが落ちる場合は、その回路の電気使用量が上限(通常20A)を超えたことが原因です。

よくある原因

キッチンのブレーカーが落ちる

電子レンジ・トースター・炊飯器を同時使用。キッチンは電気消費が集中しやすい。

エアコンをつけると落ちる

エアコン専用回路がない場合、他の電気製品と同じ回路を共有して過負荷になる。

特定のコンセントで落ちる

タコ足配線・電源タップに複数の大型家電を接続している。

対処法

1
落ちた回路に接続している電気製品を数点OFFにする
2
落ちた子ブレーカーを上げる
3
大型家電(エアコン・電子レンジ)を別の回路のコンセントに分散させる
4
繰り返す場合は、専用回路の増設を電気工事士に相談する

4. 漏電ブレーカーが落ちた場合の対処手順

⚠️ 漏電は火災・感電の原因になります。手順に沿って原因を特定し、不明な場合は必ず電気工事士に点検を依頼してください。

1
すべての子ブレーカーをOFFにする

分電盤の子ブレーカー(小さなブレーカー)を全部OFFの位置にする。

2
漏電ブレーカーをONに戻す

子ブレーカーがすべてOFFの状態で漏電ブレーカーを上げる。この時点でまた落ちる場合は幹線の漏電なので即座に電気工事士に連絡。

3
子ブレーカーを1つずつONにする

1つONにするごとに漏電ブレーカーが落ちないか確認する。落ちた時点でその回路が漏電している。

4
漏電回路の電気製品を全部外す

特定できた回路の電気製品のプラグをすべてコンセントから抜く。その回路の子ブレーカーはOFFのままにしておく。

5
電気工事士に点検を依頼する

漏電の原因(電気製品の故障・配線の劣化・結露など)を特定して修繕する必要があります。自己判断での修理は危険です。


5. 頻繁に落ちる場合の根本解決策

使い方を工夫しても改善しない場合は、電気工事による根本的な解決が必要です。

🔧 専用回路の増設

エアコン・電子レンジなどの大型家電に専用の回路を増設。費用目安:30,000〜60,000円

詳しく見る →
🔧 分電盤の交換

古い分電盤を大容量・多回路の新型に交換。根本的な容量不足を解決。費用目安:80,000〜200,000円

詳しく見る →
🔧 契約アンペアの増量

電力会社への申請で契約アンペアを増やす。費用は電力会社・工事内容により異なる。

電力会社に直接お問い合わせを

6. 絶対にやってはいけないNG行動

⚠️ 以下の行動は火災・感電の原因になります
  • ブレーカーが落ちるのに無理やり何度も上げ続ける——原因が解消されないまま電気を流すと危険
  • 漏電ブレーカーをテープで固定して落ちないようにする——漏電を無視するのは最も危険な行為
  • 分電盤を自分で開けて配線を触る——電気工事士資格なしで分電盤内部を触ることは違法で非常に危険
  • タコ足配線でごまかし続ける——発熱・発火の原因になる。根本解決が必要

7. よくある質問(FAQ)

Q ブレーカーが落ちたらどうすればいいですか?
Aまず電気製品のスイッチをすべてOFFにしてから、落ちたブレーカーを上げてください。漏電ブレーカーが落ちた場合はこの記事のセクション4の手順に従ってください。
Q ブレーカーが頻繁に落ちる場合はどうすればいいですか?
A電気の使い方を見直しても改善しない場合は、専用回路の増設・分電盤の交換など根本的な対策が必要です。電気工事士への相談をおすすめします。
Q 漏電ブレーカーが落ちた場合はどう対処すればいいですか?
Aこの記事のセクション4の5ステップで漏電している回路を特定してください。原因が特定できない・修繕が必要な場合は必ず電気工事士に点検を依頼してください。

関連する電気工事の情報

会社名
小林電気株式会社
創業
1960年(65年の実績)
許可番号
大阪府知事許可 第002185号
受付時間
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