「テレワークで自宅の通信環境を整えたい」「オフィスの有線LANを整備したい」「新築・リフォームにLAN配線を入れたい」——快適なインターネット環境の整備は、今や住宅・オフィスどちらにも欠かせない工事です。
Wi-Fiで十分と思っている方も多いですが、有線LAN配線は速度・安定性・セキュリティのいずれもWi-Fiより優れており、テレワーク・オンライン会議・大容量データの転送には有線接続が圧倒的におすすめです。
本記事では、大阪で創業65年・大阪府知事許可を取得した小林電気株式会社が、LAN配線工事の費用相場・工事の流れ・よくある質問を徹底解説します。
- ✓有線LANとWi-Fiの違い・どちらを選ぶべきか
- ✓大阪でのLAN配線工事の費用相場(場所・規模別)
- ✓LANケーブルの種類と選び方(Cat5e・Cat6・Cat6A)
- ✓工事の流れ(問い合わせ〜完了まで)
- ✓新築・リフォーム・既存住宅それぞれの注意点
1. 有線LAN配線 vs Wi-Fi どちらを選ぶべきか
「Wi-Fiで十分では?」と思う方も多いですが、用途によっては有線LAN配線の方が圧倒的に有利なケースがあります。
| 比較項目 | 有線LAN配線 | Wi-Fi(無線) |
|---|---|---|
| 通信速度 | ◎ 最大10Gbps | △ 障害物で低下 |
| 安定性 | ◎ 安定している | △ 電波干渉あり |
| セキュリティ | ◎ 傍受リスクなし | △ 傍受リスクあり |
| 設置のしやすさ | △ 工事が必要 | ◎ すぐ使える |
| 移動しながらの使用 | ✗ 不可 | ◎ 自由に移動可 |
| 複数人での同時利用 | ◎ 速度低下なし | △ 人数が増えると遅くなる |
- ✓テレワーク・オンライン会議が多い(通信が途切れると困る)
- ✓大容量ファイルの転送・動画編集をする
- ✓オフィス・事務所で複数人が同時に利用する
- ✓セキュリティを重視する(医療・金融・法律関係)
- ✓鉄筋コンクリート造でWi-Fiが届きにくい
2. LANケーブルの種類と選び方
LANケーブルには「カテゴリ(Cat)」という規格があり、数字が大きいほど高速・高品質です。工事のタイミングで将来を見越した規格を選ぶことが重要です。
| 規格 | 最大速度 | 用途・特徴 | 推奨度 |
|---|---|---|---|
| Cat5e | 1Gbps | 一般家庭の基本的な用途には対応。ただし今から新設するには非推奨 | △ 非推奨 |
| Cat6 | 1Gbps | 現在の標準規格。家庭・小規模オフィスに最適。コスト・性能のバランス良好 | ◎ 標準推奨 |
| Cat6A | 10Gbps | 10Gbps対応・将来性高い。オフィス・法人・新築への新設に最適 | ◎ 将来性重視 |
| Cat7・Cat8 | 40〜100Gbps | データセンター・大規模施設向け。一般住宅・オフィスには過剰スペック | ─ 特殊用途 |
工事費用はCat6もCat6Aもほとんど変わりません。せっかく工事するなら将来の10Gbps対応も見据えてCat6Aを選ぶことをおすすめします。
3. 大阪でのLAN配線工事の費用相場
費用は「配線箇所数」「配線距離」「壁内隠蔽か露出配線か」「建物の種類」によって異なります。以下は大阪エリアでの一般的な目安料金です。
| 工事の種類 | 費用の目安 | 工事時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| LAN増設(1部屋・露出配線) | 15,000〜30,000円 | 1〜2時間 | モール配線で仕上げる方法 |
| LAN増設(1部屋・壁内隠蔽) | 25,000〜60,000円 | 2〜4時間 | 壁にLANコンセント設置 |
| 戸建て全室LAN配線(4〜6部屋) | 80,000〜200,000円 | 1〜2日 | ハブ・ルーター設置含む |
| 小規模オフィス(10拠点) | 150,000〜400,000円 | 1〜3日 | スイッチングハブ・設定込み |
| ビル全フロア(複数階) | 300,000〜1,000,000円〜 | 数日〜1週間 | 規模・階数・設備による |
| 光ファイバー引き込み工事 | 30,000〜80,000円 | 2〜4時間 | ISPとの調整が必要な場合あり |
- ✓複数部屋をまとめて工事する(出張費・作業費が1回で済む)
- ✓リフォーム・内装工事と同時に依頼する(壁が開いているうちに配線できる)
- ✓露出配線(モール仕上げ)にすると壁内工事より安くなる
- ✓新築・改築時に空配管(後からケーブルを通せる管)を入れておく
4. 場所・用途別の費用シミュレーション
【ケース1】戸建て住宅のテレワーク環境整備
- 工事内容:書斎・寝室・リビングの3部屋にLANコンセント新設
- ケーブル:Cat6A・壁内隠蔽配線
- 機器:スイッチングハブ設置
- 合計目安:80,000〜150,000円
【ケース2】小規模オフィスのネットワーク整備(10席)
- 工事内容:デスク10席へのLAN配線・床下配線
- ケーブル:Cat6A
- 機器:スイッチングハブ・ルーター設置・設定
- 合計目安:200,000〜350,000円
【ケース3】マンション1室への追加配線
- 工事内容:リビングから寝室へのLAN配線延長
- ケーブル:Cat6・モール配線(露出)
- 機器:LANコンセント1個追加
- 合計目安:20,000〜40,000円
5. 新築・リフォーム・既存住宅での注意点
新築住宅の場合
新築工事中がLAN配線の最大のチャンスです。壁が開いている状態で配線できるため、工事費が最も安く仕上がりも美しくなります。配線ルートも自由に設計できます。少なくとも全居室+リビングへの配管(空配管)だけでも入れておくことを強くおすすめします。
リフォーム・リノベーションの場合
内装解体工事のタイミングで同時に配線することで費用を大幅に抑えられます。内装業者との工程調整が重要ですので、計画段階から電気工事業者へ相談することをおすすめします。
既存住宅(後付け)の場合
壁を壊さずに配線するため「隠蔽配線」か「露出配線(モール仕上げ)」のどちらかになります。木造戸建ては天井裏を利用した隠蔽配線が可能な場合が多いです。RC造マンションは配線ルートが制限されるため、露出配線になるケースが多いです。
賃貸物件へのLAN配線工事は、壁に穴を開ける・配管を通すなどの工事を伴う場合、必ずオーナー・管理会社の許可が必要です。露出配線(モール仕上げ)であれば許可が取りやすいケースもあります。事前にご相談ください。
6. 工事の流れ(問い合わせ〜完了まで)
小林電気株式会社にご依頼いただく場合の標準的な流れをご紹介します。
「何部屋にLANを引きたいか」「建物の種類(木造・RC)」「用途(テレワーク・オフィス)」をお聞きします。
建物の構造・配線ルート・既存の配管状況を確認し、最適な配線方法と正確な費用をご提示します。調査・見積もりは無料です。
見積もりにご納得いただけたら工事日を調整します。リフォーム業者との工程調整も対応可能です。
配線・LANコンセント取付け・ハブ設置・疎通確認まで一貫して対応します。
全拠点の通信確認後、お客様に動作確認いただいて完了です。ルーター・Wi-Fiの設定サポートも対応可能です。
7. よくある質問(FAQ)
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